プリセプター制度について

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プリセプターシップはお姉さん制度

看護師となり現場に立つようになったとき、自分が看護師であることを改めて自覚する時が来ると思います。
患者さんに「看護師さん」と呼び止められるようになった時、学生さんに「看護師さん」と呼ばれるようになった時、先輩看護師に「看護師さんなんだからね」と言われた時。
様々な場面で看護師になったんだ、、、と感じるでしょう。

「プリセプターシップ」というのを聞いたことがありますか?
あまり良いことを聞いたことがないのでないでしょうか?
新人看護師の悩みの一つとして「プリセプターと合わない」ということが挙げられます。
私の勤めていた病院では、私が新人看護師の頃から存在している新人看護師のフォローアップシステムでした。
しかし、新人看護師のフォローとして機能するまでに15年はかかったのでないでしょうか、、、
今でもプリセプターシップが機能している病院を見るのは稀なことです。システムをやめてしまう病院が出てきているぐらいです。
しかし、私はこのプリセプターシップはきちんと行えていれば大切なフォローアップシステムになると思っています。

簡単に言ってしまえば、一人の新人看護師に一人のお姉さん看護師がついていると思えば良いことなのです。
なんでも仕事のことを相談できるお姉さん的な存在がフォローしてくれる。仕事の仕方を教えてくれて、先輩看護師との付き合い方を教えてくれて、看護師として独り立ちしていくのを見守ってくれる。と考えれば複雑ではないです。

新人看護師の教育、指導は病棟全体が行う

しかし、このプリセプターシップはよく理解される前に職場に普及し始めたと思っています。
一人の先輩看護師が、一人の新人看護師を担当して成長を見守る。と現場に導入された傾向があります。未だに同じように考えている職場もあります。
先輩看護師をプリセプター、新人看護師をプリセプティと呼びます。
プリセプターは大体3年目を迎える時に、自分がプリセプターになることを上司から導入されています。大事なことは「新人看護師の教育、指導は病棟全体が行うことを徹底すること」です。
この指導の部分をプリセプターに担わせてしまっていることが、システムを活用できなかった原因です。

プリセプターはプリセプティと共に成長をしていくときでもあります。後輩との接し方、人に何かを教える時にはどのようにしたらよいのか?などの事を学んでいくのです。
「人は教えられたように教える」と聞いたことがありますが、正しいとは思えませんが大体、初めはそのように「自分が教えられたと思っているように」教えていきます。
現場では「新人看護師の知識や指導は、現場のスタッフ全員で行う」とプリセプターシップを採用していても決めているはずです。何から何までプリセプターに任せるようにはなっていません。

しかし、プリセプターが新人看護師知識まで責任を持って行ってしまうのが問題なのです。
プリセプティである新人看護師さんは、プリセプターの思っているように勉強しない。当たり前です。
そして厳しいことを言えば、経験は時間とともにしか積んでいくことはできませんが、知識はいくらでも増やすことができます。自分次第の部分でもあるのです。
しかし、新人看護師の人達はどこまで勉強すればよいのか?何のために勉強をするのか?わからないことが多いのです。
まずは、プリセプターはこの部分を教えていけば良いのですが、どのように教えれば良いのかがわからないのです。学校の先生ではないのでこれも当たり前かもしれません。
何故、そのような人を新人看護師に付けるのか?と思いますよね。
その理由は「新人看護師の頃を忘れていない」ということが一番の理由なのです。ですから2年目看護師をプリセプターにすることがあるぐらいです。
自分自身が新人看護師と呼ばれていた時はどんなことを悩んでいたのか?ということを思い出して、関わりを持ってくれれば良いことです。
看護師として就職し、看護の仕事が始まると意外なことに悩んだりします。リーダーナースに相談したいけど、声がかけづらい、師長さんに伝えないといけにことがあるけど何時がいいのか?患者さんにこんなこと言われたけど誰にいればいいのか?色々とあるものです。
大体、新人看護師であっても「○○しないといけないかも」と感じたその事は、本当に相談や報告をしたほうがいいことなのです。そのような判断を看護学校で学んでいるものです。本能に近いんですけどね。
そんな時のために、プリセプターが居るのです。なんでも聞いていいの。そしてプリセプターも新人看護師に聞かれてことに対して「そんなこと!」と思わずに、まず受け止めることが必要。これがプリセプターシップです。

ホウレンソウは謙虚な気持ちを持って

看護学生としても、新人看護師としても、大切なのは「報告・連絡・相談」なのです。
この「報告・連絡・相談」はどの仕事についても同じことを要求されます。これを「ホウレンソウ」と呼んだりしています。
私の経験上、「プリセプターと上手くいかない」と言ってくる人は十分なホウレンソウが行えていないです。プリセプターもプリセプティを把握しきれていない。関係がうまくいっていないという状態です。
そして、もう一つ、ホウレンソウするにあたってプリセプティ側が「ホウレンソウしてるのに!」という考えであることです。「しなきゃいけないと言われるからしてるのだ」という気持ちでホウレンソウしていても相手も気持ちよくありません。自分の立場や役割なんだからしなきゃいけないんでしょ!という気持ちでなくて、自分の立場、役割を行うのに、「させていただいた」と謙虚さも必要です。自分のあり方一つで人間関係はうまくいくものです。

ホウレンソウすることで自分の仕事もスムーズに進むのです。患者さんに看護ができるのです。
闘う必要はありません。
ですから、これから就職を控えている看護学生で自分就職する施設にはプリセプター制度が導入されているという人は、良い噂を聞いていなくても心配することがありません。自分が社会人として働いていくことの不安の解消、悩みの相談は職場のプリセプターに聞けばいいのです。

そして看護師として知識や技術、経験を深めていくためには職場の先輩にどんどん聞いていく。本来の動きになります。これから現場に出ていく方たちには「正しいプリセプター制度」を知っていただいて、活用していただきたいと願っています。

鈴本鈴

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鈴本 鈴
准看護師資格取得後、大学附属看護学校へ進学。 都内大学病院へ就職する。 25年勤務していく中で、手術室、ICU、救命救急、脳外科、消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科、歯科口腔外科の診療科を経験。 勤務していく中で「働く看護師の精神的ケア」が必要と感じ、心理相談員の資格取得。 現場看護を行いながら、院内教育への参画。企画・実施・評価に携わり、看護研究での研修講師を担当する。 現場での看護師の教育に関わる中で、看護師同士の人間関係に悩み退職をしていく仲間達を支えていく中で院内からのアプローチには限界があると、実際の体験から学び、院外からのアプローチをするために退職。 現場の看護師が人間関係に悩むことなく、自分自身を持ち、軸を立てながら看護師を続けていけるための「生きやすさ」を見つけていくためのセミナーや志塾などの開設をしている。
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