医療・福祉人材の最大活用のための養成課程の見直し?!

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こんにちは、看護学校進学セカンドオピニオンの森田よしあきです。
先週末は看護週間でしたね?看護師を目指す皆さんはどこかのイベントに参加されましたか?
このようなイベントに積極的に参加し少しでも多く看護体験や看護に対する理解を深めてもらえればと思います。

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看護師や介護福祉士のカリキュラムを共通化???

さて、本日は「医療・福祉人材の最大活用のための養成課程の見直し?!」というタイトルです。
これを見てピンときた方はほとんどいないと思います。

これは先週の5月11日に政府が開催した「第8回 経済財政諮問会議」の中で塩崎厚生労働大臣が話された内容です。
資料の詳細はこちらをご参照下さい。

「経済財政諮問会議?ニュースで聞いたことある言葉だと思いますが、これって経済のことで看護や医療のことは関係ないんじゃないの?」と思われたと思います。
確かにそうなんですが、社会保障のことや医療・福祉を産業として見たときにはこのような会議でも議題になるようです。

で、塩崎厚生労働大臣は具体的にどんな話をしたかと言うと、

【現状の課題として】

  • 医療福祉の就業人数は2030年に卸・小売業を抜き製造業に比肩する。
  • 資格を持っているのにその資格の専門分野で就業していない潜在有資格者は、看護師・准看護師で約3割、介護福祉士で4割強、保育士で6割強
  • 生産年齢人口が減少する中、今後の医療・福祉のニーズの増大に対応するためには、潜在有資格者の掘り起こしとともに、多様なキャリアパス構築等を通じた人材の有効活用の視点が不可欠である。
    なお、これは、生産年齢人口が減少する中、他の高付加価値産業での人材確保にも資する。

【対応の方向性として】

  • 複数の医療・福祉資格を取りやすくし、医療・福祉人材のキャリアパスを複線化

【具体的な取り組み案として】

  • 医療・福祉の複数資格に共通の基礎課程を創設し、資格ごとの専門課程との2階建ての養成課程へ再編することを検討。
  • 資格所持による履修期間の短縮、単位認定の拡大を検討。

詳細は何も決まっていないのでわかりませんが、例えば、現状では保育士と看護師になるためにはそれぞれの学校に通い科目を履修し卒業し看護師の場合は国家試験に合格する必要があります。
そして、保育士の資格を持った人が看護師を目指そうと思ったときには、新たに看護学校に入学し直すことになります。看護師から保育士を目指す場合も同じです。
これを保育士、看護師の学校で同じ教育カリキュラム(共通の基礎課程)を作って履修することにより、他の資格を取得しようと学校に入学しても共通の基礎課程については履修する必要がない、ということで履修期間の短縮を図るといったことができるようになる仕組みだと思います。

ただし、現在でもほとんどの大学、短大、専門学校などでは、他校(大学や専門学校)で取得した科目(単位)が、自校で実施している科目と同じ内容とみなされれば単位の認定がされ、履修する必要がない、既習得科目の単位認定制度があります。

恐らくこの単位認定制度を拡大するということが趣旨だと思われます。

言いたいことはわかります。けど。。。

ある意味画期的な仕組みだとは思いますが、私個人としては以下のように考えてしまいます。

  1. 専門職だからこそ、それぞれの専門性のある勉強をしているのにカリキュラムを共通させることなんてできるのか?
  2. 教養科目ならできるかもしれない。
  3. しかし、例えば解剖学といっても厳密には保育士、介護福祉士、看護師、理学療法士を目指すうえで学ぶ内容は違っている。
  4. これを共通化というのは個人的には無理があるのでは?
  5. 教養科目に近い科目であれば単に単位認定でいいはず。。。

人手が足りないから、今までより簡易的に資格が取れるようにして、従事者を増やす、という考えはスタッフの質の低下を生み、既に現場で頑張っている人たちの負担が増えるような気がしてなりません。。。

それでは。


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森田 よしあき

森田 よしあき

代表取締役/キャリアコンサルタント(国家資格)株式会社ミライブリッジ
1973年東京生まれ。『看護学校進学セカンドオピニオン』 大学卒業後の約7年間はIT業界にてウェブサイトやウェブサービス等の企画提案に従事。その後ちょっとした縁から看護学校の立ち上げに参画する。約8年間の看護学校勤務を経験した後、『看護師になりたい人と、看護師を育てたい人を支援する』ために株式会社ミライブリッジを創業。 看護学校進学セカンドオピニオンとして、高校の進路指導の先生や、予備校講師、看護学校の教職員、現場の看護師とは違う視点から看護師になりたい人を支援しひとりでも多くの看護師が養成されることを本気で願っている。 【主な資格】「キャリアコンサルタント(国家資格)」 「NPO生涯学習認定キャリアコンサルタント」 「進路アドバイザー検定合格認定(大学新聞社)」 アンガーマネジメントファシリテーター アンガーマネジメントアドバイザー 「ジョブ・カードアドバイザー」
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